胡蝶蘭の育て方

美しい胡蝶蘭を永くいい状態で楽しんで頂く為に胡蝶蘭の育て方のポイントをご紹介致します。
ぜひ実践下さい。

胡蝶蘭は高温多湿が大好き!

胡蝶蘭はもともと東南アジア原産・高温多湿帯に生息する植物です。 そんなことをイメージして頂くと、何をしてあげればいいのかなぁとお世話をするポイントがよくわかるかと思います。
また、胡蝶蘭を育てる環境は人間にとっての快適温度や湿度に合致していると思いますので、ご参考までにお知らせ致します。人間にとっての快適温度:夏場は26度・冬場は19度、快適湿度:通年50〜60%と言われています。

ポイントは●置き場所●温度・湿度・●水やりです。

●置き場所
直射日光の当たらないところにおいて下さい。冬はレースのカーテン越しに日光をよく当てて下さい。春から秋は50%から70%の遮光をしてそよ風の流れるところに置くのが理想的です。夏は高温で蒸し暑いと花が萎れる為、風通しにご注意下さい。
胡蝶蘭は乾燥に弱い為、冷暖房の風が直接当たるところには置かないようにして下さい。また果物などエチレンガスを発生しやすいものの近くには置かないようにして下さい。

●温度・湿度
胡蝶蘭には低温と湿度不足が大敵です。最低気温5度以下の低温に当ったり、湿度30%以下になると急激に弱り数日で鑑賞できる状態ではなくなりますので、低温・湿度不足には特にご注意下さい。
18度から23度の寒すぎず暑すぎずの温度がちょうどいい温度とされています。蕾が開花するには最低13度以上必要です。また30度以上の高温で無風状態も避けて下さい。
湿度は60%が理想的です。

●水やり
毎日は必要ありません。たっぷりとあげて、受け皿にお水がたまらないようにして下さい。ミズゴケの下、鉢内に手を入れて鉢の中の方まで乾いていたらあげて下さい。湿っていたら水はまだ不要です。水の与えすぎは根腐れの原因となりますので、ご注意下さい。
夏場は1週間に1回、冬場は3〜4週間に1回を目安にして下さい。
霧吹きは時々、花と葉全体に優しく与えて下さい。その際花の裏側からのみスプレーしてください。蕾から花を咲かせる際には水と湿度が必要ですので、蕾にたっぷりスプレーして下さい。
ラッピングは外されてお水を上げることをお勧めします。鉢穴から出てくる水が鉢底にたまり根腐れの原因になる可能性があります。ラッピングをしたまま飾る場合には鉢底に穴を空けお水が出るようにしておくなどの工夫をされてもいいかもしれません(鉢の下に受け皿を引いて下さい)。


季節別の胡蝶蘭

[冬の管理の注意点]
特に注意が必要な時期です。寒さと乾燥にご注意下さい。

冬場は最低10度は保てる(できれば13度以上)室内でレースのカーテン越しに日光をよく当てて下さい。窓際や玄関など夜間の温度が10度を保てないところに置く際は夜間、胡蝶蘭を移動させるなど工夫が必要です。暖房中の室内に置く場合は暖房の風が直接当たらないようにすることと、加湿を必ず行って下さい。湿度は最低でも40パーセントを保つようにお願い致します。葉に霧水をかけ空気中に湿度を高めて上げるのも効果的です。水やりは3〜4週間に1回を目安にして下さい。

[夏の管理の注意点]
暑すぎる環境にご注意下さい。

直射日光のあたるところは避けて下さい。窓際に置く際には窓からかなり離すなどの工夫をお勧めします。そして暑すぎる環境も避けて下さい。30度以上の無風状態の室内では花が萎れることがありますので、ご旅行などに行かれる際は戸外の日陰に出すなどされてもいいかもしれません。水やりは1週間に1度を目安にして下さい。


その他